学校段階間での接続を意識したデータサイエンス教育/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2022年度 第6回研究会 プログラム

担当者: 浅羽 修丈(北九州市立大学),尾崎 拓郎(大阪教育大学)
鷹岡 亮(山口大学),永田 奈央美(静岡産業大学)
西端 律子(畿央大学),長谷川 理(武蔵野大学)
山本 樹(明海大学)
■テーマ:
学校段階間での接続を意識したデータサイエンス教育/一般
■開催日時:
2023年3月18日(土)
■開催場所:
北九州市立大学 北方キャンパス 本館4F(対面及びオンラインのハイブリッド開催)
■趣旨:
数理・データサイエンス・AI はデジタル社会の基本的な素養として,文理を問わず全ての学生にとって,あらゆる分野で活躍するために必要となる知識・技術であり,AI・ ビッグデータ・IoT等の急速な技術革新とともに,社会のあらゆる場面でデジタル・トランスフォーメーションが進む中,その必要性は益々高まっています.また,今年度より高等学校の学習指導要領も新しくなり,高等学校情報科においては共通必履修科目「情報Ⅰ」が新設され,全ての生徒がプログラミングやネットワーク,データベースの基礎等について学習することとなりました.さらに,選択科目「情報Ⅱ」では,プログラミング等について発展的に学習することとなります.既に新学習指導要領となった中学校においては「技術・家庭科(情報に関する技術)」を中心に,小学校においては各教科でのプログラミング教育(プログラミング的思考の育成)が実施されるなど,初等・中等教育においても情報活用能力の育成が重視されています.そこで第6回研究会では,上記についての研究や議論を深めるため,「データサイエンス教育の実践と校種を越えた情報活用能力育成」に関連する研究発表を募集します.対象は,データサイエンス教育や情報活用能力の実践に限りませんので,データサイエンス教育に関係するシステムや,プログラミング教育環境の開発などについてもぜひご応募ください.その他,教育の情報化に関連した研究発表や本学会の取り扱う領域における一般研究発表も幅広く募りますので,奮ってご投稿ください.

■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)を予定しております.
■研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4000 円/年)または,各回の研究報告の購入(1000 円/回)が必要となります.ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません.
Zoom 開催の場合のアクセス先は,参加申込時に送信されるメールに記載してあります.
〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします.
また,事前参加申込(研究報告の購入)は2023年2月11日9時に開始します.
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください.
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2023年2月11日9時に開始します.
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
申込者ログイン


■タイムテーブル

研究報告(全論文)
◇接続確認:10:00〜10:30
[A会場]
◇開会挨拶:10:30~10:40
◇対面セッションA-1 10:40〜12:20]
(A-1-1) 10:40-11:05
講義前後に実施する力学概念調査(FCI)の比較検証
〇近藤隆司(大分大学),後藤善友(別府大学短期大学部)
(A-1-2) 11:05-11:30
産学連携を意識したデータサイエンス教育の実践と実データ活用能力の育成
〇永田奈央美(静岡産業大学),岩本武範(静岡産業大学),髙橋等(静岡産業大学)
(A-1-3) 11:30-11:55
遠隔教育のグループ学習活動における教員の見とり支援について
〇横山誠(山口大学大学院,エスブレイン),鷹岡亮(山口大学),中田充(山口大学),霜川正幸(山口大学)
(A-1-4) 11:55-12:20
コロナ禍における高等学校でのオンライン授業に対する生徒の意識の変容
〇小竹七海(東洋大学附属牛久高等学校),山本瑠璃(東洋大学附属牛久高等学校),佐藤海斗(東洋大学附属牛久高等学校),徳竹圭太郎(東京工業大学大学院),佐久間大(Libry)
◇昼食 12:20〜13:30]
◇オンラインセッションA-2 13:55〜14:45]
(A-2-1) 13:55-14:20
中学生を対象とした三角ロジック組立演習の実践利用と分析結果
〇沖永友広(広島大学大学院先進理工系科学研究科),長澤怜男(広島大学大学院先進理工系科学研究科),藤原宗幸(広島商船高等専門学校),木下博義(広島大学大学院人間社会科学研究科),林雄介(広島大学大学院先進理工系科学研究科),平嶋宗(広島大学大学院先進理工系科学研究科)
(A-2-2) 14:20-14:45
三角ブロックにおける情報不備課題の定義と演習化
〇清水拓海(広島大学大学院),尾坂隆児(広島大学大学院),守山映見里(広島大学),山元翔(近畿大学),前田一誠(環太平洋大学),林雄介(広島大学),平嶋宗(広島大学)
◇休憩 14:45〜15:00]
◇オンラインセッションA-3 15:00〜16:15]
(A-3-1) 15:00-15:25
プログラミング初学者に向けた数理データサイエンスAI教育プログラム選択学修項目の実践
〇二瓶裕之(北海道医療大学),西牧可織(北海道医療大学)
(A-3-2) 15:25-15:50
線形代数における行列簡約化アルゴリズム学習支援システムの開発と学習履歴の分析
〇樋口三郎(龍谷大学)
(A-3-3) 15:50-16:15
発達障害傾向を有する児童の学習場面におけるコミュニケーションロボットの活用
〇小川莉久(大阪府立大学),真嶋由貴惠(大阪公立大学),桝田聖子(大阪公立大学)
◇休憩 16:15〜16:30]
◇オンラインセッションA-4 16:30〜17:45]
(A-4-1) 16:30-16:55
教科横断型のスキルの育成状況を可視化するカリキュラムマネジメントシステムの開発
〇小笠原歩夢(東北学院大学),松本章代(東北学院大学),後藤康志(新潟大学),豊田充崇(和歌山大学),泰山裕(鳴門教育大学),稲垣忠(東北学院大学)
(A-4-2) 16:55-17:20
大学生の食事行動変容に向けた新たな健康指標の検討ースマホ利用の有無による食事良識の腸音分析からー
〇佐保友啓(大阪府立大学),真嶋由貴恵(大阪府立大学),桝田聖子(大阪府立大学)
(A-4-3) 17:20-17:45
医療安全教育プログラムの考察に向けた医療機関における安全対策の現状調査
〇松本龍樹(大阪府立大学),真嶋由貴恵(大阪公立大学),桝田聖子(大阪公立大学)
◇閉会挨拶:17:45~17:55(A会場のみで実施)
[B会場]
◇対面セッションB-1 10:40〜12:20]
(B-1-1) 10:40-11:05
学習支援サービスのコメント送信機能を活用した学習者の学びの過程の分析
〇宇宿公紀(東京都立東大和南高等学校/教育テスト研究センター)
(B-1-2) 11:05-11:30
脳波測定器Muse2による正確な脳波データの取得法分析
〇安部拓磨(東京国際工科専門職大学),篠崎諒(東京国際工科専門職大学),塩尻(斎藤)亜希(東京国際工科専門職大学),上條浩一(東京国際工科専門職大学),大関和夫(東京国際工科専門職大学),鈴木雅実(東京国際工科専門職大学)
(B-1-3) 11:30-11:55
文系学部大学生のソーシャルメディア活用についての記述の分析
〇佐藤弘毅(名古屋大学)
(B-1-4) 11:55-12:20
Moodleを使ったオンライン・プレ・バズセッションの実践とその分析
〇浅羽修丈(北九州市立大学),斐品正照(東京国際大学)
◇昼食 12:20〜13:30]
◇対面セッションB-2 13:30〜14:45]
(B-2-1) 13:30-13:55
事前学習におけるの能動的学習情報に基づくプログラミング学習進捗状況把握
〇王笑難(神戸大学大学院),清光英成(神戸大学大学院),孫一(神戸情報大学院大学),蘇彦聰(Xiamen University of Technology),大月一弘(神戸大学大学院)
(B-2-2) 13:55-14:20
プログラミング演習における学習者の進捗状況の把握を目的とした評価指標の提案
〇田中空来(信州大学大学院),香山瑞恵(信州大学),新村正明(信州大学),舘伸幸(信州大学)
(B-2-3) 14:20-14:45
ソースコード処理手順の学習によるコード補完機能の検討
齋藤愛莉佳(神奈川工科大学大学院),〇鷹野孝典(神奈川工科大学)
◇休憩 14:45〜15:00]
◇対面セッションB-3 15:00〜16:15]
(B-3-1) 15:00-15:25
視線情報を用いた図形特徴の読み取り順序理解支援システム
〇上田航司(関西大学大学院),小尻智子(関西大学)
(B-3-2) 15:25-15:50
英語学習支援のための学力推定に基づいた学習ペースアルゴリズムの実装と評価
佐々木陸(神奈川工科大学),〇鷹野孝典(神奈川工科大学)
(B-3-3) 15:50-16:15
英文読み合いにおけるLearning-by-Teaching促進システムの評価
〇須藤敬仁(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院)
◇休憩 16:15〜16:30]
◇対面セッションB-4 16:30〜17:45]
(B-4-1) 16:30-16:55
誤り発言からの学習者の誤り箇所候補推定トレーニングシステム
〇秦弘和(関西大学大学院),小尻智子(関西大学)
(B-4-2) 16:55-17:20
状態変化に基づく妥当性検証による活動分析支援システム
〇久乗皓大(関西大学大学院),小尻智子(関西大学)
(B-4-3) 17:20-17:45
インタラクティブロボット講義における注意・理解リカバリの有効性評価
〇島崎俊介(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院)
■お問い合わせ先:
北九州市立大学 浅羽 修丈(第6回研究会担当委員)
E-mail : jsise-sig-6th_at_googlegroups.com
(「_at_」は,半角の「@」に変更してください)