教育システム情報学会(JSiSE)2022年度 第3回研究会 講演募集
担当:安間 文彦、三好 康夫、小西 達裕(研究会委員会)
- ■テーマ:
- 対面・オンライン・ハイブリッド授業支援/一般
- ■開催日時:
- 2022年9月30日(金)
- ■開催場所:
- オンライン開催
- ■発表申込締切:
- 2022年8月4日(木)
- ■原稿提出締切:
- 2022年8月25日(木)
- ■趣旨:
- コロナウイルス感染症対策で実現したオンライン授業等では、従来の対面授業では得られない教育効果も認められています。アフターコロナの新しい生活様式が重視される中、教育においても今後は、対面での授業だけでなくオンライン授業も取り入れた新しい教育の形式が重要になってくると考えられます。オンライン授業の実践においては、教師のICT機器の操作スキルは差が大きく、学習者側も操作スキルの差だけでなく機器やネットワークの環境にも違いがあることから、当初は手探り状態の現場の多くが混迷状態になっていましたが、長期化したコロナ禍の影響の中で、教員や学生共に少しずつオンライン授業にも慣れ、授業実施に関する知見が蓄積されたと思われます。
そこで、第3回研究会では、昨年度に引き続き本年度も「対面・オンライン・ハイブリッド授業支援/一般」をテーマに、授業現場や学校教育を支える今後の教育システムのあり方を議論したいと考えております。オンライン授業はオンデマンド型とリアルタイム型に大別することができ、それぞれの特徴を考慮して使い分けられています。また、対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド型授業も注目され、様々な教育現場で実践されています。一方で、授業形態が多様化したことにより、出席管理やインタラクション、グループワークなどは授業形態ごとにやり方を変えなければならないなど、教師の負担が増大している側面も無視することはできません。特に成績評価において、学習者の様子の把握や公正な試験実施がオンラインで困難であることは、非常に悩ましい問題の一つです。そこで、このような問題の解決を目的とした支援システムの開発や支援の取り組みのような、多様化した授業形態の支援に関する研究発表を幅広く募集いたします。教師を支援対象にした研究に限らず、学習者や学校職員、保護者などを支援対象とした研究の発表もぜひご応募ください。その他、教育・学習支援システムに関する幅広い分野の発表も歓迎いたします。職場の同僚や共同研究をしているグループなど、お誘い合わせの上奮ってご参加下さい。 - ■発表時間等:
- 発表時間は25分(発表17分、質疑7分、入れ替え1分)を予定しております。
- ■発表申込および研究会への参加方法:
- 研究発表および研究会参加には、研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります。ただし、聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません。
Zoom開催の場合のアクセス先は、参加申込時に送信されるメールに記載されます。 - 〇発表者
発表申込および原稿提出は、下記「申込者ログイン」よりお願いします。
また、発表者も事前参加申込(研究報告の購入)が必要です。申込は2022年8月26日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。 - 〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は、「申込者ログイン」での手続きは行わず、下記の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください。 - 〇上記以外の参加者
研究会の参加には事前参加申し込み(研究報告の購入)が必要です。申込は2022年8月26日9時に開始します。
開始時刻以降に、下記「申込者ログイン」から手続きしてください。 - 申込者ログイン
- ■タイムテーブル
- 研究報告(全論文)
- [開会挨拶 10:00~10:05]
- [セッション1 10:05~11:20]
- (1) 10:05-10:30
日本の組織慣習とテレワークの親和性について〇照田栞(日本大学) - (2) 10:30-10:55
日本における無人店舗の今後の展望について〇佐藤裕一(日本大学) - (3) 10:55-11:20
VR動画のコミュニケーション練習への利用可能性に関する予備的検討〇柏木治美(神戸大学),康敏(神戸大学),大月一弘(神戸大学),大西里奈(神戸大学) - [昼食休憩 11:20~13:00]
- [セッション2 13:00~14:15]
- (4) 13:00-13:25
グラフィック・シラバスの提示による科目の体系性の理解促進〇酒井浩二(京都光華女子大学),阿部一晴(京都光華女子大学) - (5) 13:25-13:50
出身地域外の防災教育を支援するシステムの調査・提案〇二本柳綾香(公立はこだて未来大学大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学) - (6) 13:50-14:15
プログラミング学習における基礎的概念を評価対象とした相互評価実験の実施と分析〇東海林航(公立はこだて未来大学大学院),伊藤恵(公立はこだて未来大学) - [セッション3 14:30~16:10]
- (7) 14:30-14:55
語の出現頻度と難易度に着目したITパスポート試験の分析〇松山宏樹(秀明大学,北陸先端科学技術大学院大学),長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学) - (8) 14:55-15:20
Moodle, YouTubeを活用した動画による学生発表と相互評価に関するオンデマンド型授業実践〇澤崎敏文(仁愛女子短期大学) - (9) 15:20-15:45
フルオンライン型反転授業の設計と評価〇高野泰臣(公立千歳科学技術大学大学院),小松川浩(公立千歳科学技術大学大学院),山川広人(公立千歳科学技術大学),上野春毅(公立千歳科学技術大学),前川啓輔(公立千歳科学技術大学大学院) - (10) 15:45-16:10
山口大学教育学部ちゃぶ台研修の効果測定の報告(2)〇沖林洋平(山口大学),阿濱茂樹(山口大学) - [[閉会挨拶 16:10~16:15]
- ■お問い合わせ先:
- 安間文彦(サイバー大学, 第3回研究会担当委員)
E-mail : fumihiko_anma[at]cyber-u.ac.jp([at]の部分を,「@」に変えて下さい。)