ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般

教育システム情報学会(JSiSE)2024年度第2回研究会 プログラム

担当:不破 泰、小松川 浩、布施 泉、野崎 浩成、金子 大輔(研究会委員会)
■テーマ:
ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般
■開催日時:
2024年7月21日(日)
■開催場所:
札幌市社会福祉総合センター(札幌市中央区)
https://www.sapporo-shakyo.or.jp/service/general_center/access.html
※本研究会は対面のみの実施です.
■趣旨:
 2024年度第2回研究会は,「ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般」のテーマで実施いたします.
現在,教育現場においては,ICTを活用した多様な学習支援が行われています.高等教育だけでなく,初等中等教育段階においても,1人1台端末の利活用はもはや当然のこととなりました.今後,情報端末の更新も含めた環境整備をどう継続していくのかも大切になってきますが,やはり,ICT活用がどのような学習場面でより有効なのか,ICT活用によってこれまでできなかったどのような教育が実現できるのか,まだ議論が必要だと感じます.また,高大連携改革などの流れの中で,各教育課程における質保証に関する議論も行われていますが,それらは当然ICT活用を前提としています.
上述の背景から,本研究会のテーマを「ICTを活用した学習支援と教育の質保証/一般」としました.ICTを活用した学習支援,教材システム,学習支援の環境や技術,学習コンテンツの開発・評価などの研究や,そのようなシステムやコンテンツの活用事例を通じた教育効果や教育の質保証に関する研究発表を募集します.また,システムやコンテンツを用いた教育実践研究,教材評価,カリキュラム設計,学習科学,言語教育,授業研究など,教育またはシステムに関連した分野からの研究発表も歓迎いたします.職場の同僚や共同研究をしているグループなど,みなさまお誘い合わせの上,奮ってご参加下さい.
■発表時間等:
発表時間は25分(発表17分,質疑7分,入れ替え1分)です.
■発表申込および研究会への参加方法:
研究発表および研究会参加には,研究報告の年間購読(4,000円/年)または各回の研究報告の購入(1,000円/回)が必要となります.ただし,聴講のみを希望する学生会員は研究報告を購入する必要はありません.
〇発表者
発表申込および原稿提出は,下記「申込者ログイン」よりお願いします.
また,事前参加申込(研究報告の購入)は2024年6月21日9時に開始します.
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
〇聴講のみを希望する学生会員
聴講のみを希望する学生会員は,「申込者ログイン」での手続きは行わず,末尾の問い合わせ先まで直接メールでご連絡ください.
〇上記以外の参加者
事前参加申込(研究報告の購入)は2024年6月21日9時に開始します.
開始時刻以降に,下記「申込者ログイン」から手続きしてください.
クレジットカード払いであれば当日まで事前参加申込が可能です.それ以外の支払い方法は2024年7月13日まで選ぶことができますが,支払期間内に入金しないと参加申込が確定となりません.支払期間は完了通知メールに記載されますので,必ずご確認をお願いいたします.
申込者ログイン
※研究会申込システムの利用方法はこちら
講演申込・原稿投稿方法
〇現地での参加申込
現地受付での参加申込はできません.参加を予定している方は必ず事前参加申込を行ってください.クレジットカード払いの場合は,当日でも事前参加申し込みが可能です.

■プログラム
研究報告(全論文)
10:00-10:10
開会挨拶 [視聴覚兼会議室(4階)]
<セッション1-1>[視聴覚兼会議室(4階)]
10:10-10:35
(1-1-1) ICTとマルチメディア表現を活用した人文学教育のデザイン:初心者からの成長と質的な学習評価の視点から
〇杉江聡子(北海学園大学),大前智美(大阪大学)
10:35-11:00
(1-1-2) 線形代数授業におけるSTACK利用演習問題活用と運用方法について
〇吉冨賢太郎(大阪公立大学)
11:00-11:25
(1-1-3) 外国人インターンシップ学生による高専MCCに準拠した遠隔実験システムの評価
〇森川一(旭川工業高等専門学校),三井聡(旭川工業高等専門学校),芝﨑順司(放送大学)
<セッション1-2> [第2会議室(3階)]
10:10-10:35
(1-2-1) 医療技術学部における数理データサイエンスAI教育プログラム(応用基礎レベル相当)の実践と評価
〇二瓶裕之(北海道医療大学),髙橋祐司(北海道医療大学),西牧可織(北海道医療大学),米田龍大(北海道医療大学)
10:35-11:00
(1-2-2) フェイクニュースを題材とした情報の信憑性に係る判断要因の分析
舘秀典(駿河台大学),〇竹内俊彦(駿河台大学)
11:00-11:25
(1-2-3) 生成AIを用いた英語スピーキング学習のためのプロンプト選択機能と音声認識機能に関する予備的検討
〇尾﨑祐真(神戸大学大学院国際文化学研究科),康敏(神戸大学大学院国際文化学研究科),柏木治美(神戸大学大学教育推進機構)
11:25-12:30 昼食
<50周年記念事業 賛助会員セッション>[視聴覚兼会議室(4階)]
12:30-13:00
<セッション2-1>[視聴覚兼会議室(4階)]
13:05-13:30
(2-1-1) 経営学教育におけるグループワーク学習への生成系AIの導入:KPT法の有効性向上のための試案
〇植竹朋文(専修大学),間嶋崇(専修大学)
13:30-13:55
(2-1-2) SDGsとゲーミフィケーションを連携したESD促進手法の提案
〇江波戸陸斗(東京情報大学),後藤由翔(東京情報大学大学院),河野義広(東京情報大学)
13:55-14:20
(2-1-3) 骨格推定を用いたプレゼンテーション中の動作推定モデルの比較
〇森野凌太朗(公立諏訪東京理科大学大学院),広瀬啓雄(公立諏訪東京理科大学大学院),尾崎剛(公立諏訪東京理科大学大学院)
<セッション2-2> [第2会議室(3階)]
13:05-13:30
(2-2-1) 授業設計支援のための生成AIの疑似学習者的活用
〇笠井俊信(岡山大学),大﨑理乃(信州大学),林雄介(広島大学),益川弘如(青山学院大学)
13:30-13:55
(2-2-2) UDフォントは本当に見やすいのか?
〇西端律子(畿央大学),尾崎拓郎(大阪教育大学)
13:55-14:20
(2-2-3) 中高数学科授業における情報端末の使用環境についての調査-数学の問題を手書きで書くことについて-
〇赤間祐也(武蔵高等学校中学校)
14:20-14:45
(2-2-4) タイピング練習を兼ねたチャットボットの仕組みを学ぶ教材の開発―小学校 3 学年を対象とした実践報告―
〇上野陽平(公立諏訪東京理科大学大学院),尾崎剛(公立諏訪東京理科大学大学院),広瀬啓雄(公立諏訪東京理科大学大学院)
<セッション3-1> [視聴覚兼会議室(4階)]
14:50-15:15
(3-1-1) Learning Tools Interoperability規格を用いたComputer Adaptive Testing ツールの開発と課題
〇鎌田敏亘(公立千歳科学技術大学大学院),上野 春毅(公立千歳科学技術大学),山川 広人(公立千歳科学技術大学大学院)
15:15-15:40
(3-1-2) 多肢選択式数学オンラインテストの解答データに基づく理解状況の可視化
本多葵(名古屋大学),〇中村泰之(名古屋大学),Mark MacDonald(ランカスター大学)
15:40-16:05
(3-1-3) 算数文章題の作問課題グラフに基づく段階的学習環境の設計と開発
〇林雄介(広島大学大学院),山本凪人(広島大学大学院),平嶋宗(広島大学大学院)
<セッション3-2> [第2会議室(3階)]
14:50-15:15
(3-2-1) コンピテンシー評価のための学習振り返りデータ可視化に関する研究
〇佐野麟(千歳科学技術大学大学院), 小松川浩(千歳科学技術大学大学院), 上野春毅(千歳科学技術大学)
15:15-15:40
(3-2-2) 大規模言語モデルによるルーブリックに基づく能力評価
〇染谷銀志(公立千歳科学技術大学大学院),上野春毅(公立千歳科学技術大学),小松川浩(公立千歳科学技術大学大学院)
15:40-16:05
(3-2-3) 存在論的安心尺度の試作ーギデンズを手がかりとしてー
〇田中洋一(仁愛女子短期大学),磯和壮太朗(名古屋芸術大学),石井雅章(神田外語大学),多川孝央(筑紫女学園大学),山川修(Safeology研究所)
16:10-16:20
閉会挨拶<視聴覚兼会議室(4階)>
それ以降 審査<第2会議室(3階)>
18:00〜
情報交換会
■情報交換会のご案内:
7月21日(日)、研究会終了後に情報交換会を行います。
時間:18時〜20時
場所:北海道ビール園 HOKKAIDO BEER GARDEN(ジンギスカン食べ飲み放題)
https://hokkaido-b.owst.jp/
札幌市中央区南3条西3丁目 Gダイニング9F(大通駅 徒歩5分・すすきの駅 徒歩3分)
会費:5000円(参加費は研究会の受付時にお支払いください)
申し込みは締め切っておりますが、若干名であれば対応可能ですので、以下の問い合わせメールから直接お問い合わせください。
■お問い合わせ先:
金子大輔(北星学園大学)
E-mail : kenkyuu-2nd-ml [at] jsise.org([at]の部分を半角の「@」に変えて下さい.)