2015年9月1日に実施した教育システム情報学会 第40回全国大会ワークショップ「チュートリアル 編集担当委員が語る JSiSE論文投稿入門 -教育実践をいかに論文化するのか?-」の模様を公開します.
ワークショップ概要
学会誌掲載論文は学会の顔であり,投稿の質・量の向上が望まれます.JSiSE の対象とする領域は,情報・教育・認知といった異なる学問の融合した分野であり,かつ,近年の e ラーニングやICT 活用教育の普及に伴い,従来とはまったく異なる対象分野や,教育機関のみならず各種職業分野における応用実践が急速に拡がっています.特に,教育実践研究は JSiSE の活動の特徴でもあり,編集委員会でも実践論文のあり方に関する議論を積み重ねてきました.今回は,昨年度に引き続き「教育実践をいかに論文化するのか?」をサブタイトルに掲げ,実践研究の体系的な方法論やその事例を考察していきます.また,論文の採録基準や査読の進め方についても解説を行います. 現在,編集委員会内で検討を重ねている新たな論文カテゴリーの新設についても,検討状況をご紹介します.
ワークショップ資料
- 論文種別と採録の基準 ―現状と改訂の方向性―
- 論文投稿から掲載までの流れ,投稿に際しての注意
- 査読の観点と査読コメント対応のノウハウ
- 教育実践をいかに論文化するか -実践研究の体系的な方法論やその事例-
注意
本ワークショップは,教育システム情報学会学会誌編集委員会の企画によって実施されていますが,講演内容には各講演者個人の意見・考えが含まれていることをご了承ください.従って,教育システム情報学会学会誌に投稿された個々の論文の採録判定・扱いにおいては,学会誌編集委員会の当該論文に対する判断が優先されます.
投稿論文の採録判定やその他すべての取り扱いに関して,本ワークショップの講演内容を引用し根拠とする著者意見・異議申し立てなどは一切受け付けられません.
2016/07/13 掲載
投稿論文の採録判定やその他すべての取り扱いに関して,本ワークショップの講演内容を引用し根拠とする著者意見・異議申し立てなどは一切受け付けられません.