教育システム情報学会(JSiSE) 2019年度 第6回研究会 開催案内
教育システム情報学会 担当者:西野和典(九州工業大学),西端律子(畿央大学),鷹岡亮(山口大学), 浅羽修丈(北九州市立大学),永田奈央美(静岡産業大学), 長谷川理(武蔵野大学),山本樹(明海大学)
3月14日に千葉工業大学で開催を予定しておりました本研究会は,新型コロナウィルス感染が拡大している現状を踏まえ,開催を中止することとなりました.
発表ご予定だった皆様におかれましては,年度末の大事な発表機会がなくなることとなりますが,なにとぞご理解賜りますようお願い申しあげます.
本研究会については,以下のような対応をさせていただきますので,ご確認ください.
- 1.
- 発表取り下げを希望する場合は,今回の研究報告に掲載せず,自由に他の機会に発表いただけるものとします.取り下げを希望する場合は,短期間で恐縮ですが,3月11日(水)までに教育システム情報学会研究会受付窓口 jsise-kenkyu@bunken.co.jp までご連絡ください.
- 2.
- 取り下げ希望のない全ての発表については,登壇したものとして取り扱います.筆頭著者が年間購読の契約をされていない場合は,通常研究会会場で研究報告掲載費として1,000円を頂戴して,研究報告へのアクセス権(パスワード)を配布しております.つきましては,事務局よりメールにて掲載費の請求書を送付させていただきまして,その入金を確認した段階でアクセス権を送付させていただく形とさせていただきます.
# 年間購読されている方は上記手続きは不要です. - 3.
- 振替発表について
今回発表を行えなかった発表者の方のうち希望される方は来年度のいずれかの研究会で振替発表を行えるようにいたします.この場合は既に掲載費は頂戴しておりますので,追加の費用は発生いたしません.
ただし,研究報告の再掲はいたしませんので,原稿とともに振替発表を希望する場合は,今回の研究会の発表の取り下げをご検討ください.
具体的な振替申込については今後の研究会の発表募集でご確認ください.
以上,ご案内申し上げます.
不明な点,ご相談などございましたら,教育システム情報学会研究会受付窓口
jsise-kenkyu@bunken.co.jp ご連絡ください.
- ■テーマ:
- 持続可能なプログラミング教育実践/一般
- ■開催日時:
- 中止となりました.
- ■開催場所:
- 中止となりました.
- ■趣旨:
- 次期学習指導要領のもとで, 小学校ではプログラミング的思考を育み,中学校ではネットワークを利用した双方向性のあるプログラミングについて学びます.そのうえで高等学校では,情報教育の一つの観点として基盤になる「情報の科学的な理解」としてプログラミングを学びます.情報教育,とりわけプログラミング教育においても小中高の接続性が必要とされていますが,ここには依然として課題が散見され,さらに,学習方法・教材開発・教員養成についてもさらなる検討や開発が求められています.
授業の実践事例は,これまでにも,情報教育やプログラミング教育を専門とする研究者や企業などとの協働,先駆的な教員,IE-School・ICT-Schoolといった推進校によって先行的に実施されています.しかし,これらが,実際の学校現場で運用され,それが,持続可能なのか,といった課題が残ります.
プログラミング教育必修化は目前にきています.これらの課題をどのように乗り越え,次世代の子どもたちの教育に資するべきかを, 早期に考え,議論することは大変重要です.
2019年度の第6回研究会では,上記についての研究や議論を深めるため,「持続可能なプログラミング教育実践」に関連する研究を募集し,発表していただく予定でした.
今回は, 新型コロナウィルス感染症の影響で, 発表をとりやめ, 発表原稿のWeb上への掲載のみにさせて頂きました. ぜひ, 発表原稿をご覧頂き, 持続可能なプログラミング教育実践に関する研究について深めていただければ幸いです.
なお、持続可能なプログラミング教育実践に関しまして、改めて,同様の議論ができる場を設けたいと思っておりますので, 引き続き, よろしくお願い致します. - ■プログラム:
-
- 研究報告(全論文)
- ◇セッションA-1
- (A-1-1)
小学校教員志望学生に対するプログラミング演習の試行〇草場聡宏(西九州大学),角和博(佐賀大学),掛下哲郎(佐賀大学) - (A-1-2)
小学生によるゲームプログラミングでのテキスト型言語とビジュアル型言語の特徴比較〇長谷部竜司(信州大学),香山瑞恵(信州大学) - (A-1-3)
持続的なプログラミング教育のための教員支援に関する考察〇中田充(山口大学),鷹岡亮(山口大学),藤本満士(やまぐち総合教育支援センター),森寛文(やまぐち総合教育支援センター),葛崎偉(山口大学) - (A-1-4)
家庭での継続につながるような子ども向けプログラミングイベントの開催〇松本章代(東北学院大学),稲垣忠(東北学院大学),菅原研(東北学院大学) - ◇セッションA-2
- (A-2-1)
電気通信大学プログラミング教室におけるCPUの仕組みを学ぶ夏季集中講座の実践〇島崎俊介(電気通信大学),宮澤修(東京工業大学大学院),安部博文(電気通信大学) - (A-2-2)
反転型のプログラミング授業におけるモブプログラミング導入の試み〇山川広人(公立千歳科学技術大学),上野春毅(公立千歳科学技術大学大学院),小松川浩(公立千歳科学技術大学) - (A-2-3)
学修データ収集システムの開発および子ども向けプログラミング教室における学修記録の分析〇河野義広(東京情報大学),河野由香(プログラミング教室Candy) - ◇セッションA-3
- (A-3-1)
プログラミング課題における進捗状況可視化手法の提案新村正明(信州大学),〇秋山直斗(信州大学) - (A-3-2)
情報処理基礎からデータサイエンス基礎へ
~パソコン操作リテラシー教育に求められる変遷へどのように対応するか~〇森祥寛(国立大学法人 金沢大学) - (A-3-3)
生物分野の学習におけるICT利用の可能性と課題〇長嶋勇作(東洋大学附属牛久中学校高等学校),徳竹圭太郎(東京工業大学) - ◇セッションA-4
- (A-4-1)
スマートフォンを使用しながら双方向の授業を受けることが学習者に与える影響
ー高等学校理科における授業実践ー〇宇宿公紀(東京都立瑞穂農芸高等学校) - (A-4-2)
eポートフォリオを活用した個人内評価モデルに基づく評価支援システムの開発〇間渕皓介(東京学芸大学),佐藤隼明(東京学芸大学),森本康彦(東京学芸大学) - (A-4-3)
豊かな学びのデザインマップを活用した大学における授業実践とeポートフォリオとしての支援機能について〇鷹岡亮(山口大学),加藤直樹(岐阜大学),横山誠(エスブレイン),上市善章(千葉県立佐倉高等学校),芳賀敬輔(富士電機ITソリューション),村松祐子(学研プラス) - (A-4-4)
自己エスノグラフィによるAL推進活動の「支援者」の分析〇石田百合子(熊本大学大学院,熊本大学),平岡斉士(熊本大学),松葉龍一(熊本大学),鈴木克明(熊本大学) - ◇セッションB-1
- (B-1-1)
AIを活用した初修中国語会話復習用アプリ教材の設計〇趙秀敏(東北大学),冨田昇(東北学院大学),大河雄一(東北大学大学院),三石大(東北大学) - (B-1-2)
学習スタイルによるコースウェア型CALL教材利用評価〇林俊成(東京外国語大学) - (B-1-3)
情報系学生を対象とした文書作成力養成を目指した総合的なカリキュラムの評価〇藤田悠(長野工業高等専門学校) - ◇セッションB-2
- (B-2-1)
造形要素への着目を促すための作品比較による美術鑑賞支援に関する検討〇田窪梓(関西大学大学院),田中孝治(金沢工業大学),堀雅洋(関西大学大学院) - (B-2-2)
問いのメタ認知を促す議論リフレクション支援システム〇大野寛季(大阪府立大学大学院),林佑樹(大阪府立大学大学院),瀬田和久(大阪府立大学大学院) - (B-2-3)
画像処理を用いたプレゼンテーションの振り返りを支援するシステムの開発〇松下侑輝(鹿児島大学),森裕生(鹿児島大学) - ◇セッションB-3
- (B-3-1)
地域連携でのPBL型授業の環境整備に関する一考察〇澤崎敏文(仁愛女子短期大学) - (B-3-2)
Web配信講義ビデオを用いた事前学習でのオンライン・バスセッションの構想〇浅羽修丈(北九州市立大学),斐品正照(東京国際大学) - (B-3-3)
地方地域におけるライドシェアの発展可能性について〇櫻井翼(日本大学),木川裕(日本大学) - ◇セッションB-4
- (B-4-1)
情報教育におけるプロジェクト型の学びの評価と可視化手法の検討山田雅之(星槎大学大学院),〇近藤秀樹(九州工業大学),遠山紗矢香(静岡大学),大﨑理乃(産業技術大学院大学) - (B-4-2)
事故体験により安全意識を向上させる運転シミュレーションのデザイン〇齊藤玲(電気通信大学大学院),内藤弘望(徳島大学),松浦健二(徳島大学),柏原昭博(電気通信大学大学院),石井隆司(三菱プレシジョン) - (B-4-3)
小学校低学年児童ファーストでのICT教育導入の是非と課題〇山屋奈々子(日本大学),木川裕(日本大学) - (B-4-4)
ヒューマンエラーの技術的減少可能性について〇林武範(日本大学),木川裕(日本大学) - ◇セッションC-1
- (C-1-1)
Pepperによる学習者の理解状況に基づく応答・教授環境の実現〇高野勇人(東京工芸大学),東本崇仁(東京工芸大学) - (C-1-2)
Web調べ学習における学習シナリオの再構築支援〇森下夏暉(電気通信大学),柏原昭博(電気通信大学院),太田光一(北陸先端科学技術大学院大学),長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学) - (C-1-3)
学習者のWeb調べ学習スキルに応じた演習問題生成〇萩原未来(電気通信大学大学院),柏原昭博(電気通信大学大学院),長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学),太田光一(北陸先端科学技術大学院大学),鷹岡亮(山口大学) - ◇セッションC-2
- (C-2-1)
スラックラインを対象としたスキルサーバの設計・構築〇井上雄太(信州大学),香山瑞恵(信州大学),永井孝(ものつくり大学),米窪彗(信州大学),二上貴夫(東陽テクニカ,信州大学) - (C-2-2)
AIチャットボットを活用した振り返り支援の設計〇田中洋一(仁愛女子短期大学,熊本大学大学院),宮崎誠(帝京大学),森本康彦(東京学芸大学),山川修(福井県立大学) - (C-2-3)
Error-based Simulation(EBS)と概念マップを用いてメタ認知活動における抽象化操作を促すシステムの開発と評価〇久世泰成(東京工芸大学),東本崇仁(東京工芸大学) - ◇セッションC-3
- (C-3-1)
理工系初年次「力学」履修者の誤概念保持の類型評価の試み〇近藤隆司(大分大学),後藤善友(別府大学短期大学部) - (C-3-2)
数学問題における論理構造の可視化機能を用いた学習支援システムの開発〇柴田大輔(東京工芸大学),東本崇仁(東京工芸大学) - (C-3-3)
集計前データの統計教育教材化の可能性〇吉根勝美(南山大学) - ◇セッションC-4
- (C-4-1)
電子黒板を用いた授業において「教師が見える」ことによる効果に関する因果関係の検討〇佐藤弘毅(名古屋大学) - (C-4-2)
教職課程履修生のICT活用教育への理解を学校教員と比較した評価〇内田瑛(青山学院大学),湯浅且敏(青山学院大学) - (C-4-3)
授業の到達目標の達成度評価と成績との関連性分析酒井浩二(京都光華女子大学),〇阿部一晴(京都光華女子大学) - (C-4-4)
グループディスカッションの遠隔指導支援に向けた映像分析の試み〇髙田知裕(高知工科大学),根子稚絢(高知工科大学),卯木輝彦(フォトロン),敷田幹文(高知工科大学)
- ■お問い合わせ先:
- 明海大学 山本樹(第6回研究会担当委員)
E-mail : tatsuki_at_meikai.ac.jp(「_at_」は,半角の「@」に変更してください)