第38回教育システム情報学会全国大会「大会奨励賞」報告
- 大会企画委員会委員長
- 不破 泰
- 大会奨励賞担当
- 松居辰則
大会奨励賞は、教育システム情報学および関連分野における学問の発展を奨励するため、その貢献が顕著である新進の研究者に贈呈するものです。
以下の規定に該当する講演の中から、大会発表件数の3%を目処として授与されます(「大会奨励賞」規定より抜粋)。
- 選定対象者は、受賞時(大会最終日)に本学会の会員(入会申請中の場合を含む)であって、40歳を越えていない、または、本学会入会時から10年を経過していないこと。
- 発表論文の第一著者、かつ発表時において登壇者であること。
- 直近の過去2回の大会でこの賞を受賞していないこと。
第38回全国大会においては、選考対象となった68件の講演の中から、論文審査の結果に基づく1次審査、1次審査で候補となった論文を対象とした2次審査(発表審査)を経て、下記3件が大会奨励賞に選定されました。
受賞された皆様に心からお祝い申し上げます。
また、審査にご協力いただきました皆様には、改めてお礼を申し上げます。
受賞論文 (3件)
- 野上裕介「教訓獲得のための歴史的事象の抽象化支援システム」
著者:野上裕介(関西大学大学院),小尻智子(関西大学),瀬田和久(大阪府立大学)
- 光原弘幸「拡張現実感を用いたバーチャル避難訓練」
著差:光原弘幸・角川隆英・宮下純・井若和久・上月康則(徳島大学),田中一基(近畿大学)
- 檜谷直樹「タブレット端末とポータブルな反力デバイスを用いた学習支援システム -SPIDAR-tabletによる反力提示が可能な滑車の仮想実験環境-」
著者:檜谷直樹・松原行宏・岡本勝・岩根典之(広島市立大学大学院)