分野名について

分野名は分野表を参考にしてください。
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分野は、観点(支援対象中心or技術中心)・カテゴリ(観点に対応する具体的内容)に基づいて分類されています。これらは、本大会に参加し「どのような内容についてどのような観点から発表し、交流したいか」ということを参加者がより明確にして申込をしていただけるように、そして、大会側がそれを汲み取ってセッション構成できるように、と考えて整理したものです。特に本学会は、教育・学習と情報技術の融合を目指した研究をされている方々の集合であり、皆様はこの二つの軸の組み合わせで研究されていると思います。ただ、組み合わせは多様にあるため、融合されたままだとお互いの研究の共通性が見えにくくなります。そこで、まずどちらかを軸足として一時的に決めていただき、それをベースに発表の希望分野を選んでいただくこととしたいと考えています。それによって皆さんの共通点と学術的分野の広がりを再認識していただき、今後の研究に役立てていただければと思っています。
だたし、この選択はその分野での発表と議論の内容を限定するということではなく、「そのセッションに参加する方の共通点は最低限これです」ということを示すだけであり、それをベースに発表していただき、様々な議論をしていただきたいと思っています。
<選択方法の例>
eポートフォリオに関する発表に対して、この表では例えば以下の2つの選択肢がありえます。
  1. 学習評価の支援の1つとしてeポートフォリオを発表する
    「支援対象:評価:学習者特性・行動分析」+キーワード:ポートフォリオ
  2. eポートフォリオシステムについて技術的な観点から発表する
    「技術:技術開発・運用:プラットフォーム」+キーワード:eポートフォリオ
    (a)の場合には他の発表ではeポートフォリオだけではなく、他の学習評価を支援する手法に関するものが含まれることもあるでしょう。一方、(b)の場合には他の発表はLMSやeテスティングなどに関する技術に関するものが含まれることもあるでしょう。このように同じくeポートフォリオに関する発表ですが、表の中の位置づけによって聴衆やそこでの議論が変わってきますので、その点を意識して選んでいただければと思います。

    追記
    この方式は今年度から試験的に導入するものであり、今後の運用を通じて参加者の皆様が想定に合ったセッションで発表し交流していただくために正しく機能するものを、形成的評価を通じて開発することを目指しています。温かい目で見守っていただき、実施後には厳しく評価していただければと思います。
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教育システム情報学会 第38回全国大会 実行委員会
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